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公開日:2022/07/07

変更日:2024/01/25

HRテックの人事業務における7つの活用例を解説。優秀な人材の獲得に効果的な活用方法を解説|採用代行(RPO)サービスならクリーク・アンド・リバー

初めに

「HRテック」とは、「Human(人)」「Resources(資力)」「Technology(技術)」を組み合わせた造語であり、AIやデータ分析を活用して基幹人事業務(従業員情報管理、給与管理、人事評価など)の効率化に大きく貢献してきました。今では時代に即した優秀な人材を採用するために、HRテックを活用する企業も出始めています。

この記事では採用業務にHRテック導入を検討されているみなさまのために、導入のメリット、導入にあたってのポイントなどを解説していきます。

HRテックの人事業務における7つの活用例

本章では、HRテックが人事業務において何ができるのかを紹介します。

求人(人材紹介、ソーシャルリクルーティング、ダイレクトリクルーティングなど)
マッチング重視のサービス。

採用管理システム(ATS)(採用管理、採用広報、スキル判定など)
過去の選考データの分析、応募者の情報や選考状況を確認することが可能。採用業務の効率化を図る。

エンゲージメント(人材育成・開発、社内コミュニケーションなど)
組織状態を分析し、組織改善に利用することが可能。

労務管理(勤怠・給与管理など)
労務管理をシステム上で行うことで、労務の一元化・効率化が可能。

ピープルアナリティクス(人事可視化・分析ツール)
誰がいつどのような仕事をしているかを可視化する。サービス残業や勤務の不透明化を防止することが可能。

アルムナイ(企業の離職者やOB・OG)
離職者やOB・OGの専用アプリ。復職意思の確認や、現住所・就職状態を基に、求人の照会が可能。

HCM(ヒューマン・キャピタル・マネジメント)
人材配置や報酬を管理。キャリアの向上や社員のライフサイクルなども管理する。

HRテックが採用業務に導入される背景とメリット

本章では、HRテックが採用業務に導入され始めた背景と導入のメリットを解説します。

HRテックが採用業務に導入され始めた背景

①人材獲得競争の激化

DX推進により、デジタルABC人材(アナリティクス、ビッグデータ、クラウド)の採用は、これまでの手法では欲しい人材の獲得が困難となっています。
過去のデータをもとに自社と相性の良い人材を見極めるためHRテックの導入が進んでいます。

②人海戦術の見直し

多くの人数をかけ、非効率であった従来の採用業務。HRテックを導入することで自動化、省人化して効率化、そしてコスト削減につなげることが期待されています。

③テクノロジーの発達

ビッグデータを効率よく収集できる環境が整い、コンピュータの処理能力向上、学習(ディープラーニング)の登場によりHRテックを活用できるようになっています。

④キャンディデートエクスペリエンス(CXM)の向上

応募者側も非効率な採用プロセスや前時代的な手続きの改善を望む傾向にあります。

HRテックを採用業務に活用するメリット

①先入観にとらわれない採用が可能

過去の採用データをもとに客観的に応募者を評価できます。また、採用担当者の経験や勘に頼った採用、思い込みを防ぐ効果もあります。

②優秀な人材の獲得

履歴書だけでは分からない候補者の志向性などを確かめられ、選考精度が高まり、優秀な人材を見極めやすくなります。

③採用業務の効率化

勤怠管理などの定型業務の自動化・効率化で、空いた時間を採用戦略をはじめとしたコア業務に使えます。

④入社後のミスマッチの防止(適材適所の配置)

自社で活躍している人材、退職した人材の性格や経験・スキルなどを分析することで、自社と応募者の相性を評価できます。また、AIやデータ分析から導き出す適切な人材配置が可能です。

⑤離職率の低減

ミスマッチを防ぎ、客観的なデータをもとに配属先を決定できます。能力を発揮しやすい環境を提供できるため、離職率の低減が期待できます。

HRテックを導入するうえで注意するポイント

本章では、HRテックを導入するにあたり注意するポイントを紹介します。

HRテックの導入

①目的を明確化する。

導入することが目的ではありません。このシステムで何を実現したいかを明確にすることが大切です。HRテックを活用するために、自身の手でどのように使いこなし、いかに業務において価値を見出していくかが重要です。

②HRテックは全能ではないことを理解する

業務効率化やユーザーエクスペリエンス、人材のマッチング精度向上に期待できる一方、採用担当者や面接官という人間側もさらなる判断能力と高い倫理観が求められます。
AIが過去の面接合格・不合格データを学習する過程で、過去の面接官が潜在的に持っていたバイアスも学習して、AIも同じ過ちを犯すケースもあります。

HRテックを採用に活用している企業の事例

本章では、HRテックを採用業務に活用している企業の事例を紹介します。

①H社(電気機器メーカー)

社内に「ピープルアナリティクス(人財分析)部門」をつくり、新卒採用などの人事領域においてAIやビッグデータ解析といった先端IT活用を進めています。
2018年にAIで分析した人事・行動データによって、従業員の行動変革を促す課題抽出や人材配置の適正化を実現したことが評価され、「HRテクノロジー大賞」の大賞を受賞しました。

②S社(通信サービス)

エントリーシートの選考にAIを導入し、選考時間を大幅に削減。採用担当者はより多くの応募者と実際に接することが可能になり、優秀な人材の見極めに効果を発揮しました。

③C社(ITサービス)

社員数の増加を背景に、より個人の力を発揮できるようHRテックに特化した「人材化学センター」を設置し、人的資源の効率化を図りました。全社員を対象にアンケートを行い、回答内容をデータ化し、人材配置の見直しを行っています。

まとめ

この記事では、HRテックを採用業務に活用し、優秀な人材獲得を目指すみなさまのために、人事業務におけるHRテックの活用領域、採用業務にHRテックが求められる背景と導入メリット、導入における注意点、などを紹介・解説してきました。

HRテックは、人的資源に関わる業務にAI・ビッグデータ・クラウドなどの技術を活用することで、採用業務の効率・質を高め課題を解決することがお分かりいただけたと思います。また、HRテックを活用して、激化する人材獲得競争を勝ち抜かれることを期待します。

この記事を書いた人

HIGH-FIVE編集部

取材・文、撮影、編集:HIGH-FIVE[HR]編集部